海外通販は本当に安いのか？というと、個人で買う分にはあまりコストメリットはないと思います。今まで色々買い物をしましたが、お買い得だと思ったのはイギリスのSimpsonというウエスティの置物を買ったときだけです（これは諸経費込みでも日本の５〜６０％の値段で買うことができました）。
ですが、ウエスティグッズがアメリカやイギリスにはたくさんあるのです。
安くなくても高くなければ別にイイヤという気持ちで始める分には、大変楽しいものです。ほんの少しの苦労を厭わなければ、手の届く程度の値段で、日本では見たことのないウエスティグッズが買えるのですから。 
今まで買った海外通販では大体下記のようなお金を払いました。
■商品代 
あたりまえですが、海外（大体アメリカかイギリスです）で買い物をする場合、ら商品代はドル建てかポンド建てです。
大抵はクレジットカード払いになりますので、カード会社の手数料が２％くらいかかります。レートも日々変動していますので、確実な円建て額は請求が来るまでわかりません。支払い前は円高を祈る毎日です。
■梱包手数料 
明細にはHANDLINGなどと書いてあり、荷造りしてプチプチをつめたりする手数料らしいです。
が、アメリカの会社などはビックリするくらい乱雑な梱包があります。大きなダンボール箱に大量の発泡スチロールの破片とビニールにも入れていない商品を一緒くたに放り込んであるだけなのに、何十ドルも梱包料を取るの？というときもありました。
ひどい所になると注文金額の一律２５％のHANDLINGを取りますので、送料や関税と合わせるとかなり高くなりますから要注意。
■送料 
明細にはSHIPPINGとかFREIGHTなどと書いてあり、個人で海外通販を利用する程度ではFEDEXやDHLなどの国際宅配業者を使うか、航空便（郵便）を使うことが多いようです。
FEDEXは３日くらいで届くものの料金が高いので、発送方法を選べるときはUPSP（アメリカの郵便局）希望と書いています。
他にもAIR SURFACE（航空便）かSEA SURFACE（船便）か選択させるところもあります。船便は安いですが１〜２ヶ月かかります。試しに本と食器を船便で買ってみたところ、本は発送完了から40日、食器は50日ほどかかりました。
航空郵便（UPSP)だと大体１週間から10日程度で届くように思います。
（通関で足止めされなければ・・これについては後述します）
送料の算出方法は日本の郵便局と同じく外形寸法と重量で決まっているようです。アメリカの郵便局のページには送料自動計算のページがあり、JAPANという項目もあるので、大体の目安はそこで調べています。
■関税 
日本に輸入する際に、税関で課税されます。
関税は宅配業者か郵便局から商品を引き取るときに支払います。
税率は非常に多種多様で、革製品の税率が高いというのは有名ですが、私が今まで買ったような雑貨類はだいたい３％でした。本やカレンダーには関税はかかりません。
また、船便は関税がかかりにくいとか、１万円以下の荷物にはかかりにくいとか、色々あるようです。確かに船便で１万円以下の買い物をしたときは何の税金もかかりませんでした。　 
■消費税 
これは日本で買い物をするのと同じ、購入金額の５％を消費税として、関税と同時に徴収されます。結構痛いです。これも同じく、１万円以下の小額の買い物を船便でしたときは徴収されませんでした。ラッキー♪ 
■手数料 
郵便で届くときは「通関手数料」として200円かかりました。FEDEXなどの宅配業者の場合は500円〜1,000円くらいが多いようです。