「みるちゃん、アレルギーになる？」をＵＰしたあと、たくさんの方からメールを頂き、アレルギーで困っているワンコがたくさんいるのに驚きました。
　
とりあえずハーブを飲ませ、食事に気を配り、月に何度かステロイドを飲ませ・・ということを繰り返していても一向に治る気配がありません。
そのうち飲み薬がなくなってきたので、ある日、「久しぶりに大きい病院で薬だけもらってくるか」と気軽に出かけました。
なぜかその日は院長先生が直々に診てくださいました。
普段は診察室がたくさんあってすごく混んでいる病院なので、みるさんごときでは院長先生は出てこられないのですが。。
どうせ話しはロクに聞いてくれないだろうから、ちょっとお薬だけもらえばいいや、という気持ちだったので、「今日はどうされました？」と聞かれたときも、「肉球の具合があいかわらずなので、お薬だけください」と言いました。
院長先生は、みるさんの全身をくまなくチェックして、「おかしいなぁ。アレルギーって感じでもないですね」といわれました。
今までのほかの先生の対応ですっかり不貞腐れ気分だった私は、「よその病院で２５種類のアレルゲンを調べる血液検査をしたんですが、何も反応が出なかったんです。今は東洋医学の病院で頂いたハーブを飲ませてます」と言いました。
すると院長先生は「２ヶ月ほど前にようやく日本に入ってきた９０種類のアレルゲンがわかる血液検査があるんですけど、試されますか？２５種で反応がなかった子でも、木綿とか意外なものに反応出たりしましたよ」とパンフレットを出して来られました。
”ウエスティだからしょうがないですよ”だけで、血液検査なんて言葉さえ一度も言ってもらえなかったこの病院で・・・とビックリしましたが、２軒目に行った小さい病院の先生も、「院長先生ならもっとちゃんと診てくれるはず」と言っておられたのを思い出し、お願いすることにしました。 
突然の災難が降ってかかってきたみるさんですが、がんばって５０ｃｃもの血を抜く間、じっとイイコに我慢していました。
そのあとが悪い子に変身して、注射針のあとを消毒しようとした先生に、「んがーー！！」と大口をあけて威嚇していましたが。。